ほのかにアートな東京ライフ。都内でわさわさ働くまりもの日記。趣味は海洋生物、フランス系芸術、音楽、写真。Copyrigt-©lamusique All Rights Reserved. lamusique@excite.co.jp


by lamusique
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アートな一日。

今朝は早起き。
雨ん中、短い足をせかせかと動かして、芸大の卒展にいってきた。
なんと素晴らしい。
まさにプrrrrrrrrrrrrrrrッロフェッショナル!

デザイン科
↓紙風船のアルファベット。かわいすぎる。
空に「SOLA」の文字が浮かんでいる写真も展示してあってかわいさ激増。
私なら何を浮かべようか。
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製作者とお話ができるっていいね。
一見現代的なモチーフが実は伝統的な仏像のつくり方をそのまま再現してある、との説明を聞いた時には、はじめてその作品を理解したような気持ちになった。

期待していた日本画、時間がなくて見にいけなかったんだよな~・・。
心残りだ。



で。
妹とちょっとおしゃべりして、そのまま芸大近くにある国立西洋美術館へ移動。常展がみたかったんだ。

ホアン・ミロの大型作品があって嬉しかった。
シニャックの色彩は点描画の中でも、やっぱり郡をぬいて綺麗だと思う。デュビュッフェの作品も想像していたものよりだいぶよかった。

ポール・シニャック作 『サン=トロペの港』 1901年頃
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ここの美術館、西洋絵画が体系的にバランスよくまとまっているので、西洋絵画史の流れを一日で垣間見たいと言う人にはお勧めじゃないかな。鑑賞者との交流に力を入れているようだし、公共の施設における芸術教育の役割をうまく果たしているように感じた。





これ余談だけど、時々ね「芸術って難しくてわからないの」と言われると、「実は私もようわからんのです」と気恥ずかしくなる。きっと一生をかけても解らないままだと思う。

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はるか昔、モナリザがキモイと言った友人に、当時の先生は「モナリザの素晴らしさがわからん人は素人だ」と話していた。私も長年モナリザは素晴らしいものだとすりこまれてきたけど、今になって考えれば別に有名な絵だからって有り難がる必要なんてないし、じゃあ玄人はどういった見方をしてその絵が素晴らしいと断言するのか、そこをまず教えてくれたらいいのになと思った。

だいたい、別にモナリザの微笑みが気持ち悪いって思ってもよいとおもう。ダビンチの自画像だなんて説もあるくらいなんだから、女装して微笑むダビンチ像(モナリザの微笑み)を気持ち悪いっていう人がいても不思議じゃなかろうて。

芸術作品は本来誰でも楽しめるはずのもの。
図画工作の授業といえば、「作ること」と「教科書で読むこと」しか思い出されないのだけど、できれば「鑑賞する」という項目を足してほしい。2次元の世界で何をいっていても欠伸でちゃうでしょ。実際に作品を見に行って、たった一つのエピソードを聞くだけでアートはきっともっと身近なものになるはず。好きか嫌いかなんて自分の思うままでいいと思う。その中で、この作品を見たら嬉しくなるとか、なんとなくすきなんだとか、そういう物が一生のうち一つでも見つかったらいいと思わない?
たのんますよ、文部科学省サマ!

で、モナリザのこのポーズ
ちょいと斜めすかして微笑む黄金の美人ショットは、作者のダビンチが始めて用いた角度なんだとか。それまでは真横か、真正面のどちらかでした肖像画が描かれた事はなかったんですと。アナウンサーや外資航空会社を受験するときの必殺写真にはたいていこのポーズが用いられますが、モナリザが先駆者だったなんてね。ちょっと・・・笑っちゃう。って笑ったらイカンのか。

今日は丸一日芸術にひたってきた。
一生こんな生活ができたら本当に幸せ。
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by lamusique | 2006-02-26 22:51 | 美術館めぐり