ほのかにアートな東京ライフ。都内でわさわさ働くまりもの日記。趣味は海洋生物、フランス系芸術、音楽、写真。Copyrigt-©lamusique All Rights Reserved. lamusique@excite.co.jp


by lamusique
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年の瀬におもうこと。

しばらく見ぬうちに一回り小さくなったあの人の背中を見て自分の無力を痛感する。帰省すればかえって面倒をかけるのではないかといらぬ気を回すようになった私は大人か、ただの偏屈か。それでも、何の損得勘定もなしに、ただ穏やかに自身を受け入れてくれる場所があることは「有難い」ものだと私も理解できるようになった。



縁側から望む庭は、寒々しいほどに色味がない。松の木と南天以外は眠りの時期を迎えたようで、枯れ枝をゆらゆらと揺らすエンジュの木々などは、物悲しい雰囲気を演出するのに一役買っている。飛び石の周りには丸い玉砂利がさも気高そうに敷かれているが、冬は冷たく、夏には灼熱の石ころ地獄と化すこの玉砂利の一画を、私はどうも好きになれない。さりとて、思い入れがあってネ・・とほっかむりをしながら庭の手入れに余念の無い母に文句を言うわけにもいかず、「うん、そうねぇ。」と傍らで私は頷いてみせる。父と妹はなんとも思っていないようで、これはこれで、のんきでよろしい。



今年は、出会いと別れを繰り返した慌しい一年だった。公私共に充実し、友人の増えたこと、また年始に掲げた目標を仕事で達成できたことも嬉しかった。とはいえ、社会人となってからまだ幾年も過ぎていないにも関わらず、正直なところ、私は既に人生を悲観し始めていて、こんなことならプロポーズされたあの時に結婚でもしておけばよかったワネ、などと友達と冗談まじりに愚痴り合っていることは問題だろう。

仕事はいつだって山盛りで、それはやりがいのあるものばかりではない。時に理不尽なことを言う人がいれば、泣きたくなるほど親切にしてくれる人もいる。色々な人に支えられ、時に支えながら、人と人の波の間を素敵に泳いで、かつ仕事で結果を出す。決して簡単ではないこの作業を何故続けるのかと聞かれれば、おそらく「生きるため」という以外の答えを私は今持っていない。それでも、いつか訪れるヒラメキの時のために、何事も勉強・忍耐の精神で穏やかに地盤を固めていきたいと思う。

ここまで支えてくれたすべての皆さんに心からの感謝を込めて。
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by lamusique | 2007-12-30 18:11 | たわいないお話