ほのかにアートな東京ライフ。都内でわさわさ働くまりもの日記。趣味は海洋生物、フランス系芸術、音楽、写真。Copyrigt-©lamusique All Rights Reserved. lamusique@excite.co.jp


by lamusique
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街の灯りがとても綺麗ヨ、ファンシーライト表参道♪

誰かのお歌にそっくりって。
アらよっと。




夜がふけていく。
人の命の儚さに胸を痛めたところで今更どうにかなるものでもない。平静を装いながら、私に何かできることがあるのではないかともがき、結局は何もないのだと気づいて貝になる。

自分が自分らしくあること、不必要なものを肩からおろしていくこと、必要なものを必要だと認めてしっかりとこの手に掴むこと。いつまでも模索中だなんて悠長なことは言っていられないのは承知しているはずなのに、思い描く「大人」はいつまでも遠く遠く遠い。

12:55分、無愛想なコンクリートの隙間から顔を覗かせた一輪のたんぽぽに気づいた人はいなかった。嬉しそうにはしゃぐ春の花の小さな揺らぎも、あの人は「農作物を荒らす煙たい雑草」が風に吹かれたにすぎないのだと言う。一瞬にして私の心の何かを引きちぎったこの悪意なき言葉の一体何がおかしいというのだろう。間違ってはいないのだ、何も。

うとましい街の雑踏や無意味に明るい蛍光灯の灯りは、時としてよるべなき心の慰めになることがある。どんな人のぬくもりよりも。どんなに優しい言葉よりも。

自分を信じて次の一歩を踏み出したい。この街に、かすかにでも灯りがともるかぎり。
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by lamusique | 2008-04-15 23:49 | たわいないお話