ほのかにアートな東京ライフ。都内でわさわさ働くまりもの日記。趣味は海洋生物、フランス系芸術、音楽、写真。Copyrigt-©lamusique All Rights Reserved. lamusique@excite.co.jp


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カテゴリ:読書( 17 )

A.ジャコメッティ

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見えるものをできるだけよく捉えることに集中すれば、科学をやろうと芸術をやろうと、行く途は同じことだ。いかなる領域であろうと専門研究をする科学者は、知れば知るほど、知るべきことが起こり、同じように全体的な認識に決して到達しうる希望はないだろう。それに、全体的な認識などは死に他ならないだろう。芸術と科学はすなわち、理解しようと努力することだ。

A.P アンドレ・パリノとの対話   

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あらゆるものの限りを知らぬ空しさ
そして神秘は、すべての上に、すべての内に存在する。
いつも人間は、芸術において世界をどう捉え考えるのかを表現してきた。
哲学よりももっと直接的に。 

1931~1932

Alberto Giacometti
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by lamusique | 2006-01-18 01:57 | 読書

茶の本

岡倉天心『茶の本e0077648_0143733.jpg


←元々は、明治39年に岡倉が英語で書いたものだが、今は日本語に翻訳されて文庫でも出版されている。それにしても桶谷氏の日本語訳は美しい。




「花をひたすら待ち望む人々に、私はみせたい、
雪積む山の萌え出でんと苦闘する芽の中にひそむ、満開の春を。」 利休
これもまた良き言葉である。




『茶の本』は、私の心の片隅においやられていた「日本の美意識」について再考する機会を与えてくれた。本作品は、当時欧米諸国からはまだ野蛮だといわれていた「日本」、ひいては「アジア諸国」の美について、岡倉が切にうったえた美しき書物である。
興味のある方は、是非一読していただきたい。


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by lamusique | 2005-11-29 06:25 | 読書

一文字違い。

○走れメロス → ×走れメロン 


【人間失格 → 人相失格】 リアルすぎる

【家宅の人 → 座卓の人】 これはこれでアリって話も

【もも太郎 → もむ太郎】 なんか嫌

【海辺のカフカ」→ 海辺のフカフカ】 フカキョン?ジャンル不明

【老人とうみ → 老人とのみ】 先行き不安。メルヘンなら許容。

 

他になんかあるっけ?
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by lamusique | 2005-11-06 01:06 | 読書

恋愛と時間

侏儒の言葉・文芸的な、余りに文芸的な 芥川竜之介著e0077648_22412576.jpg
 
「我我を恋愛から救うものは理性よりもむしろ多忙である。恋愛もまた完全に行われるためには何よりも時間をもたねばならぬ。ウェルテルロミオトリスタン - 古来の恋人を考えてみても、彼らはみな暇人ばかりである。」  芥川竜之介




わぁ、ほんまにヒマ人ばっかり(´∀`)。



本気で愛を育もうと思うなら時間はあるにこしたことはないよね。問題にぶつかった際に、お互いが納得いくまで話し合える時間がほしいもの。失恋にはやっぱり多忙が一番効くかな。手遅れになることもあるだろうけど、しにもの狂いで没頭した分なんらかの結果はついてくるだろうし、一回り成長してから省みる過去の恋愛からは学ぶことが多いような気がする。

とはいえ、何事であれ”忙しさで紛らせる事”は根本的な解決に繋がらないのだから、芥川先生やっぱりネガティブやなぁなんて考えたり。なんというかこの、最初から諦めてる感。ろうたけているというのかもしれないけど。いずれにしても、なんでも全力投球なんていってる私は子供ってことやろう。

個人的な好みをいえば、悩んでばかりのウェルテルより、陽気で福相の花咲じいさんの方がヨイ。西洋人の主人公はとかく悩んでばかり(←偏見)、ブツブツいうてんと花の一つも咲かせてみせいと思ってしまうのは、てやんでい、こちとら江戸っ子だからデサ!ホントは関西人



↓この記事よんでちょっと喜ぶ、よろ昆布♪
博士研究員就職支援に5億円 : By経産省・文科省

でもこれ、産学関連にかぎられるって事はない?
人文系にはあまり関係なかったりして。
いや、だんだん関係ない気がしてきた。

・・・

よろ昆布カエセー!
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by lamusique | 2005-11-05 22:57 | 読書

火曜の一考。

一限目に講義。
一限の日は大概ボサボサなのに、今日に限って珍しくミニ+ヒールで
登校したら、マンホールに挟まってスエードの一部が剥げる。OHNO!



構内を闊歩する白衣姿にあこがれる。
生協で売ってるから買ってみよかなんていいつつ本を素読。

e0077648_1823717.jpg ←『美学の逆説』 谷川渥 ちくま学芸文庫

美とは何か。
「視覚と聴覚に訴える快」とソクラテス。「固定された優美である」とはレオナルド・ダ・ビンチの弁。カントは言語芸術をもっとも最上級のものとした。
不思議なことに、西洋では人間のもつ感覚のうち視覚と聴覚のみが「高級感覚」と捉えられていたようなのだが。手触りははずせんやろ!


アレッサンドロ・デルピエロに絹のような声でささやかれても
ふと手をのばした肌の感触がザラリとしたら美しさ半減(´д`)。て、なんか違う?

ここから余談。
美を語る偉大な哲学者ソクラテス(師匠)とプラトン(弟子)はできていた
プラトンは「プラトニックこそ真実の愛云々・・」とプラトニックラブを説いた人。
でも実は、「最近、ソクラテスさんが抱いてくれないよ。」
文句をたれてる本が残ってるとかなんとか。
精神愛を貫く難しさを儚んでの説法だったんでしょうか。説得力うすし・・。

当時の哲学者は皆ゲイだったというし、関係があっても不思議ではない。
師匠と弟子がくんずほぐれつ、愛と信頼関係をもって熱い討論をかわした結果
現代文明の礎となった。みたいな。

むかしがたり。
ィエィ!


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by lamusique | 2005-10-25 23:16 | 読書

本の並ぶ空間が好き。
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今日訪れた美術系の書店には、愛らしい小物や外国の絵本などが
並べられていて、嬉しい発見をたくさんプレゼントしてくれました。


左はコクトーの本。
右は本の形をした、小さな小さなカード立て。
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心に迷いがある時、多くの本を前にすると
今自分が最も必要としていることがわかります。
足を止めた場所で手を伸ばす。そうするとおのずと答えがみえてくるのです。
古今東西、先人の英知が集約されたこの場所で、今日もゆっくり人生探し。




本がスキ!


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by lamusique | 2005-10-22 23:59 | 読書
ケーキやいた♪
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んで。 15センチ型、全部ひとりでたいらげた。
ケプ。

引越ししてから計量カップが見つからない。
ケチなのでもったいないので買い直したくはない。
だからといって、雨の中ケーキを買いにいきたくもない。
しかし。ケーキが食べたい、どうしても!!

仕方ないから目分量で適当に作ってみた。
ら。 
たいしたもんでちゃんとでけた!
外サクサクの、中フワフワ。
アタイ、センスいい! 



研究がすすまない。
悩む間があったら勉強しろと妹サマに一喝されてそれもそうだなと納得。
昔読みかけて、欠伸でたからそのままになってた本読み返してみた。

アンリ・ベルクソン『笑い』
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タイトル『笑い』やけど、ちっとモ笑えない

アンリよ、何故「笑い」を分析しようと思ったのか?
素直に笑っていればいいものを・・。
でも、”おかしみ”っていう訳語に妙にはまる。



アンリ氏。この本書いてた当時って
笑う度に「ハ!このおかしみはつまり・・」てな具合になって
笑うっていう行為そのものがもう既に
笑えないものになってたと思われ。
挙句の果てには恋人が笑ってんのまで逐一分析しちゃって、嫌がられてたり。
アハ。笑 (妄想)

・・。
こんなことばかり考えているから勉強がはかどらんのでしょうな。
いや、良い本です。一度読んでみることをおすすめします。
フランスにおける笑いの性質というものを垣間見る事ができるかもしれない。

学部の時、ベルクソンつながりでデカルトの本もいくつか読みました。
当時はしたり顔で授業を聞いていたけど
正直、意味がわかりません。
嗚呼、先輩。 私はいまだにわからんのです。
聞くは一時のはじ、聞かぬは一生のはじ。
素敵な人だからとモジモジせずに聞いとけばよかった。

それにしても今日はおなかがモタレて仕方ない。
ケーキ食べ過ぎたわ。
ハンバーグも3つ食べたしな。

こういう事いうと、「食べすぎ!おなかに虫飼ってんのとちゃう?」って言われて
目黒の寄生虫博物館(東北大学の後藤斉氏によるHP)に連行される事が無きにしも非ず。 


飼ってないよ。
断じて虫なぞ飼ってないはずだ


とりあえず、今から横になるとです。
おなかのサナダ虫だってボチボチ休みたいはず。


<本日の参考図書>
『笑うカイチュウ』 
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by lamusique | 2005-10-10 23:54 | 読書