ほのかにアートな東京ライフ。都内でわさわさ働くまりもの日記。趣味は海洋生物、フランス系芸術、音楽、写真。Copyrigt-©lamusique All Rights Reserved. lamusique@excite.co.jp


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プーシキン美術館展(東京都美術館)

午前中に仕事をすませ、午後は東京都美術館にいってきた。
おまちかねのプーシキン!!
しばしウロウロした後、三浦先生の講演会に参加。勉強になる。
    
↓夜の美術館
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『金魚』  アンリ・マチス作 1912年 (シチューキン旧蔵)
*スキャナがおかしいので写真撮り。色味にはご容赦を。
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かっわい♪
幸せな気持ちになれる絵。
ひとしきり見てまわった後は、ソファに座ってこれだけずーっと見てた。

『金魚』のリトグラフ買おうと思ってたんだけど、色味が全然違うので(しょうがないけど)断念。週末は人が多いから、今度平日にいってみよ。



るんるん気分の帰り道。立ち寄ったお花屋さんで金魚草を発見。
あまりにもイメージが似ていたので、共に帰ろうよと小鉢を抱えて帰宅♪
で、家の電気つけたら青虫までやってきた事が発覚。

ナマモノ故・・・捨てるわけにもいかぬ。
ショウガネーナー(;´д`)。あんまりフン落とすなYO!
(多分蝶々。蛾だったらヤバイ。)



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<『金魚』とその他の絵画作品>

『金魚』  アンリ・マチス作 1912年 (シチューキン旧蔵)
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中国から西洋に渡った金魚は、当時観賞魚としてもてはやされていた。
この絵画は、周辺の花や葉に塗り残し、色の削り落とし、重ね塗り等をほどこし平面的に構成する事で、中央の金魚鉢がぐいっと前面に押し出される効果をもたらしている。金魚が生き生きと描かれており、非常に魅力的な作品である。
マチスのアトリエでこれを見たシチューキンはその場で購入して持ち帰っている。二人は画商を介さずに絵を売買することが多く、別荘に招待するなど私生活においても親交が深かった。


『刑務所の中庭』 フィンセント・ファン・ゴッホ作 1890年 (モロゾフ旧蔵)
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展覧会の目玉作品の一つ。死の五ヶ月前にサン・レミの精神療養院で描かれたもの。実はこの絵画にはオリジナルがあり、ゴッホはギュスターヴ・ドレの版画を忠実に模写して描いた。正面を向く男性がゴッホの自画像とよく似ている事から、本人が描かれているとの解釈がなされている。刑務所で悲嘆にくれる囚人の姿と、病院で不安定な精神状態にある自分の姿を重ねあわせたのかもしれない。小さな作品だが一際大きな存在感を放ち、鬼気迫るものがある。


『セーブル橋の眺め』 アンリ・ルソー作 1908年 (シチューキン旧蔵)
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3機の飛行機が同時に旋回している不思議な絵。
フランス地方都市の喉かな風景の中に、当時の最新技術を駆使して作られた三種の飛行機(近代文明の象徴)がコラージュされたユニークな作品。実物はもう少し色が明るい。



ロシアの富豪コレクターシチューキンモロゾフの絵画コレクションからなる今回の展覧会。二人の絵画コレクションはスターリン政権時に没収され、様々な経緯をへてエルミタージュ美術館とプーシキン美術館に分散された。今回はプーシキン美術館の作品が展示されている。

興味深い事に、二人の好みにはっきりとした特徴が現れている。シチューキンのコレクションには斬新で色のコントラストがはっきりしている作品が多く、ピカソやマチス等、当時の新進作家の作品を好んで購入していたようだ。対するモロゾフは、柔らかいタッチの絵画を好む傾向があり、画商が勧めたであろう価値ある優れた作品を揃えている。

どれも素晴らしい作品だったけど、今回は『金魚』(シチューキン)が40年ぶりの来日でおすすめ。一見の価値ありですよ!

金魚だィエィ!


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ランキングついに50位をきりました(つ∀`)。
皆さんどうもありがとう☆→ 
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by lamusique | 2005-10-29 23:59 | 美術館めぐり